こんにちは!くりです。
海の中に街があり、人々は水路を利用して生活をしている。そんなイタリア・ベネチアは素敵な街でした。
その日本から遠くの街に、日本人建築家・安藤忠雄が設計をした美術館があります。
日本人の偉業とも言える建築物は、「プンタ・デラ・ドガーナ」と言います。
実際に行ってみると、ぼくは
「ベネチアの象徴的な場所に、日本人の作品があるんだ」
と感動しました。
本当に行ってよかったです。
このときの経験をもとに、「プンタ・デラ・ドガーナ」に行く前に役立つ情報を、僕の撮影した写真とともに、書いておきたいと思います!
ベネチアにある安藤忠雄建築|プンタ・デラ・ドガーナとは?
まずは簡単に、プンタ・デラ・ドガーナの歴史を紹介します!
プンタ・デラ・ドガーナについて
15世紀に建てられ、17世紀には、世界最古の税関として利用されていました。
そしてフランソワ・ピノーにより、日本人建築家「安藤忠雄」に内装の改修を依頼します。
※フランソワ・ピノー…「グッチ」や「イヴ・サンローラン」などを傘下に持つ、仏ラグジュアリーグループの創業者のひとり
ベネチアの象徴的な場所であるため、地元住民が「なんで日本人に頼むんだ」と、反対の声が多く上がりました。
街なかにタダオアンドウ反対ポスターがはられたこともあります。
それを乗り越え、2009年に美術館としてオープンしました。
いまでは毎日1000人も訪れる美術館となっています。
住所:Dorsoduro, 2, 30123 Venezia VE, イタリア
TEL:+39 041 240 1308
ベネチアにある安藤忠雄建築|プンタ・デラ・ドガーナの営業日程と時間
詳しくは公式サイトでご確認ください。
べネチアにある安藤忠雄建築|プンタ・デラ・ドガーナの入場料
一般:15ユーロ
学生:10ユーロ
※1ユーロ=126円
学生なら国際学生証を持っていきましょう!
ベネチアにある安藤忠雄建築|プンタ・デラ・ドガーナの行き方(アクセス)
プンタ・デラ・ドガーナへは、水上バスか徒歩でいくことになります。
徒歩だけなら32分、それか
水上バス23分+徒歩11分で行くこともできます。
水上バスの料金は
75min=7.5ユーロ
24h=20ユーロ
48h=30ユーロ
72h=40ユーロ
になります。
※1ユーロ=126円
駅からこの美術館まで、直行することもないと思います。
なのでベネチアの街を散策しながら、歩きで行くことをお勧めします!
ベネチアにある安藤忠雄建築|プンタ・デラ・ドガーナの内観を画像で紹介
ここからは、実際に僕が撮影した写真とともに、紹介していきます!
一部屋がとても広いです。
この形の部屋が2,3個あります。
改修に伴い、もとからの風合いを損なわないために、この古びたレンガも仕入れました。
イタリアには古材バンクという保管倉庫があるそうです。
窓から見える景色がとてもいいです。
安藤忠雄作品の特徴は、コンクリートを使用することです。
ここで使われているコンクリートは、絹のように繊細に作られています。触れば分かりますが、とてもサラサラしています。
イタリアの古くから付き合いのある職人に頼み、絹のようにきめ細かいコンクリートを実現しました。
訪れた時に、ぜひ触れてみてください。
きっと驚きますよ。
本当にキレイなコンクリートです。
コンクリートの大きな部屋もあります。
まとめ:ベネチアにある安藤忠雄建築|プンタ・デラ・ドガーナを実際にみると感動する
ここに行ったときは、とても感動しました。すっかり安藤忠雄さんのファンです。
ベネチアで一番感動したところで、この美術館を挙げる人は少なくありません。
この日本人の偉業とも言える作品を、ぜひ見てみてください!